竹沢うるまワークショップ 2024 参加者の声
Aさんの声
今まで過去参加したワークショップの中とは全然違う、自分の内面深くまで講義中の言葉や、体験が染み渡るようなワークショップでした。このワークショップに参加していなかったら、自分で個展をやろうと思った時にも「なんかよくわかんないな」で結局何もやらずに諦めて、もしかしたら写真に対しても、深い軸を見つけ出せずに、「なんか全然上手くならない」と拗ねて、ふらふら色々なワークショップを渡り歩くことになっていたような気がします。自分が写真活動をする上で方位磁石をいただいたような、これから作家活動を目指す上でとても大切な心構えを教えていただきました。
複数人参加のワークショップだからこそ、仲間と切磋琢磨して取り組むことができました。新しい視点や、気づきをたくさんいただくことが出来ました。こうしたきっかけが無ければ、こんなに深く自分の内面や写真に向き合う事も無かったと思います。このワークショップで得た仲間、気付き、嬉しさ、悔しさ、全て自分にとっての宝物です。これからの作家活動で大切に磨いていきたいです。
また、展示方法やプリントの方法について超具体的に、実戦で学べたのが本当に良かったです。やはり座学で聞くのと、実際にやってみるのは天と地ほども身につき方が違うなと感じました。今後の活動にすごく役に立つ経験だったと感謝しております。
Bさんの声
今回のワークショップを通して、最高の仲間に出会えたことに感謝してます。みんなの誠実な心、眼差しに触れることができたことは私の人生においてとても貴重な体験でした。そして、みんなから学んだことは「自分の視点を大切にすること」の尊さです。それは、ただ“個性を出す”ということではなく、自分と丁寧に向き合い、「私は世界をどう見ているのか?」という問いを繰り返すこと。その視点は、決して急には生まれません。だけど、諦めなければ少しずつ育っていくものだと感じました。そして、みんな自分の感じ方を信じ、自分を大切にしている。だからこそ、他者にもまっすぐで、愛情を持って接することができている。そんな姿に、私は何度も心を動かされました。
作品制作を進める中で、私が一番き、学んだことは、「旅とは、どこか遠くに行くことだけではなく、“帰ること”もまた旅である」という感覚に辿り着いたことです。どこかへ向かうためには、帰る場所が必要であり、人は“故郷”という存在があるからこそ、旅に出ることができる。そんな当たり前のようで、これまで見落としていた視点に気づかされました。今回、作品制作を通して、自己と他者に出会い、人生をかけて大切にしたいと思える「価値観」と向き合う、かけがえのない時間となりました。最高の宝物を与えて下さり、本当にありがとうございます。
Cさんの声
自分の写真が、この1年で劇的に変わったことを実感しています。それは技術的な成長というよりも、「自分が何を見て、何を撮っているのか」が明確になったことによる変化でした。その気づきによって、写真を通して“私”という人間を素直に表現できるようになりました。自分と向き合う作業は、本来とても孤独なものです。けれど、このワークショップでは仲間と何度もディスカッションを重ね、共に悩み、共に笑いながら作品を生み出す楽しさを知ることができました。うまくできない時も誰ひとり置いていかれることなく、常に「みんなで一緒に考える」時間がありました。立ち止まることを恐れず、時間をかけて向き合う姿勢。それは決して停滞ではなく、確かな“進化”のための大切な時間でした。仲間たちの作品も回を重ねるごとに変化し、その成長をみんなで喜び合える。そんな空間は、他ではなかなか得られない特別なものだったと思います。
私が学びになったと感じているのは、メンバーとのディスカッションと言語化です。多様な背景を持つ人たちと関わりながら、自分の視点を表現する作業は、写真を撮ることそのもの以上に、貴重な学びでした。この1年、写真も沢山撮ったけど、それを言葉にする作業も沢山しました。単なる説明ではなく、相手と共鳴出来るような言葉は何か考え、言語化出来るようになった時、写真も変わった気がします。
Dさんの声
今回のワークショップを通じて、「伝えたい」という強い思いが写真を輝かせるということを学びました。受講者メンバーの写真が毎回どんどん変化していくのを見るのがとても楽しみでした。回を追うごとに、各メンバーが自分が何を伝えたいのかが明確になっていって、それが写真に表れていく過程がとても印象的でした。
今回のワークショップでは、写真展に向けた作品制作を通じて「何を伝えたいのか」を深く考える機会を得ることができました。同時にこのワークショップは、写真を撮るという行為を通じて「この世界をどのように見ているのか」を自分自身に問いかける機会ともなりました。おそらく他のワークショップでは得られない種類の体験だったと思います。ワークショップが終了した今、「写真でしか伝えられない何かがある」ように感じています。
Eさんの声
このWSではタイトルの通り自分の視点を探るという点が徹底されていて、表面的なイメージや技術の話ではなく、とにかく自分の内面にあるものが何なのかを徹底的に掘り下げていくという姿勢が印象的でした。そのために第一回の講義に始まり、写真集・写真展のレビュー、撮影実習、メンバーとのディスカッションがあり、そのどれもが視点を探るピースとして効果的に作用していました。今振り返るとそれら全てがとても重要な過程だったと感じます。
作品のレビュー時には単純に「こうしたほうがいい」といったアドバイスではなく、まず出てきた言葉を受け止めてもらい、質問を重ねてその人の視点を探っていくという姿勢で一人では辿り着けないところに到達することができたと思います。
そして、展示があることで撮るだけでなくどのように写真を出力・構成して見せるのかということを学ぶことができたのも大きなポイントでした。
テーマに合った的確な指針を得られたことは貴重な学びであり、制作を支える希望にもなっていたように思います。メンバーそれぞれが様々なバックグラウンドを持っていて写真の経験もバラバラ、共通しているのは写真で何かを表現したい、何かを残したいという思いのみ。そんなメンバーの写真を見て議論すること、そして自分の写真に対して反応をもらうこと、どれもが新鮮で貴重な経験となりました。相手を知る過程で自分との共通点や違いを認識でき、それが間接的に自分を知ることに繋がりました。そしてそこにうるま先生のするどい質問・分析が入ることで、その質は非常に高いものになっていたと思います。自分以外の人がどのように写真と向き合うのか、何が共通していて、何が異なるのかを知れたことが一番の勉強になりました。
