竹沢うるまワークショップ 2026「視点と写真 Vol.4」

・概要 講師挨拶

テーマ:写真に視点を与える

本コースの第一の目標は、独自の「視点」を通じた写真作品を創出することです。
撮影技術、写真作品の読み解き方、構成を含めアウトプットの方法論を学び、最終的には展示を行うことによって、撮影、構成、プリント、そして展示まで、写真作品制作のプロセスを総合的、かつ体験的に学ぶことができます。
ワークショップでは、参加者同士のディスカッションを重視し、皆で写真の理解を深めつつ、写真作品をより高いステージへと昇華することを目指します。
また参加者の現時点での写真の完成度は問いません。それぞれのステージに合わせて講評を行い、共に制作を進めますので安心してご参加頂けます。

「写真は『視点』を与えることによって、より強く見るものに訴えかけることになり、物語性を帯びます。
本講座では『視点』を軸に写真を学び、写真作品制作のプロセスを全10回にわたって体験することになります。
それは普段、私が実践している制作プロセスです。
参加者の方々とともに、ひとつのチームとして、より深く見るものの心に響く写真作品を目指したいと思います」
(竹沢うるま)

参加者は、以下をご用意して頂いたうえ、ご参加ください。

・初回の持ち物

これまで撮ってきた写真群
(10〜20 点、サイズは自由。取り組んでいるテーマに沿った写真群、過去の写真展など)
※当日は写真をプリントしてご持参ください。(サイズ・媒体は自由)

・スケジュール

全10回

第1回2026/3/28(土) 13:00〜16:00
・Workshop の趣旨の説明、目指すところの共有、制作プロセスの紹介
・作品を含めてそれぞれ自己紹介
第2回2026/4/18(土) 13:00〜17:00
・撮影実習予定(天候により変更あり)
・撮影実習終了後、懇親会予定
第3回2026/5/23(土) 13:00〜16:00
・写真展、写真集を読む、写真の構成を学ぶ
・テーマのプレゼンテーション&ディスカッション、テーマの絞り込み。
第4回(仮)2026/7/4(土)13:00〜16:00(変更の可能性あり)
・テーマのプレゼンテーション(写真数点とともに)&ディスカッション、テーマの最終決定
・紙と写真の組み合わせを学ぶ
第5回2026/9/12(土)13:00〜16:00・テーマに沿った写真の構成のプレゼンテーション
   
第6回2026/10/10(土) 13:00〜16:00・ブラッシュアップした作品群のプレゼンテーション
・ゲストによるレビュー
第7回2026/11/21(土)13:00〜16:00・ブラッシュアップした作品群のプレゼンテーション
・展示レイアウトのプレゼンテーション
第8回2027/1/16(土)13:00〜16:00・展示作品、及びレイアウトの確定
・DMなど展覧会告知物の制作
第9回2027/2/未定13:00〜16:00・展示作品のプリント作業、および額装作業
   
第10回2027/4or5/未定9:00〜18:00・ギャラリーにて展示作品を設営。展覧会開始
 

※講師のスケジュールにより、開催日程が変更になる場合がございます。予めご了承願います。
※(仮)となっている日程に関しましては、参加者の方には、遅くても開催日4週間前までには日程をお知らせいたします。
※ワークショップの一環として、最後に展覧会を行います。

・受講料

全10回 合計 121,000円 (税込)
※展覧会開催にかかる費用は別途発生します。

※受講料は銀行振込一括払いでのお支払いとなります。2回分割払いも可能ですので、ご希望の方は別途ご相談ください。

・開催場所

Apprecie Academy(横浜市都筑区)

・募集人数

8名
※参加者多数の場合は抽選とさせていただきます。

・講師

竹沢うるま Uruma Takezawa 

1977年生まれ。写真家。
出版社スタッフフォトグラファーを経て、2004年独立。2010年から2012年にかけて1021日103カ国を巡る旅を敢行し、写真集「Walkabout」と旅行記「The Songlines」を発表。雑誌や広告の撮影をしながら、写真集と写真展において自身の作品発表を継続的に行っている。 世界各地を旅しながら写真を撮り、主なテーマは「大地」。そこには大地の一部として存在する「人間」も含まれる。大阪芸術大学客員教授。 「うるま」とは沖縄の言葉でサンゴの島を意味し、写真を始めたきっかけが沖縄の海との出会いだったことに由来する。

URL : Uruma-photo.com


2024年開催のWS受講者である降籏瑞穂さんは、本WSで制作した写真作品群で2025年APA Award文部科学大臣賞を受賞し、
東京都写真美術館で展示されることとなりました。
降籏さんによるWS受講を振り返るインタビューを掲載していますので、受講を検討される方は参考にしてみてください。
こちらより

・2024年 受講生の声

・Aさんの声

今まで過去参加したワークショップの中とは全然違う、自分の内面深くまで講義中の言葉や、体験が染み渡るようなワークショップでした。このワークショップに参加していなかったら、自分で個展をやろうと思った時にも「なんかよくわかんないな」で結局何もやらずに諦めて、もしかしたら写真に対しても、深い軸を見つけ出せずに、「なんか全然上手くならない」と拗ねて、ふらふら色々なワークショップを渡り歩くことになっていたような気がします。自分が写真活動をする上で方位磁石をいただいたような、これから作家活動を目指す上でとても大切な心構えを教えていただきました。
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・Bさんの声

今回のワークショップを通して、最高の仲間に出会えたことに感謝してます。みんなの誠実な心、眼差しに触れることができたことは私の人生においてとても貴重な体験でした。そして、みんなから学んだことは「自分の視点を大切にすること」の尊さです。それは、ただ“個性を出す”ということではなく、自分と丁寧に向き合い、「私は世界をどう見ているのか?」という問いを繰り返すこと。その視点は、決して急には生まれません。だけど、諦めなければ少しずつ育っていくものだと感じました。そして、みんな自分の感じ方を信じ、自分を大切にしている。だからこそ、他者にもまっすぐで、愛情を持って接することができている。そんな姿に、私は何度も心を動かされました。
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・Cさんの声

自分の写真が、この1年で劇的に変わったことを実感しています。それは技術的な成長というよりも、「自分が何を見て、何を撮っているのか」が明確になったことによる変化でした。その気づきによって、写真を通して“私”という人間を素直に表現できるようになりました。自分と向き合う作業は、本来とても孤独なものです。けれど、このワークショップでは仲間と何度もディスカッションを重ね、共に悩み、共に笑いながら作品を生み出す楽しさを知ることができました。
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・Dさんの声

今回のワークショップを通じて、「伝えたい」という強い思いが写真を輝かせるということを学びました。受講者メンバーの写真が毎回どんどん変化していくのを見るのがとても楽しみでした。回を追うごとに、各メンバーが自分が何を伝えたいのかが明確になっていって、それが写真に表れていく過程がとても印象的でした。
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・Eさんの声

このWSではタイトルの通り自分の視点を探るという点が徹底されていて、表面的なイメージや技術の話ではなく、とにかく自分の内面にあるものが何なのかを徹底的に掘り下げていくという姿勢が印象的でした。そのために第一回の講義に始まり、写真集・写真展のレビュー、撮影実習、メンバーとのディスカッションがあり、そのどれもが視点を探るピースとして効果的に作用していました。今振り返るとそれら全てがとても重要な過程だったと感じます。
作品のレビュー時には単純に「こうしたほうがいい」といったアドバイスではなく、まず出てきた言葉を受け止めてもらい、質問を重ねてその人の視点を探っていくという姿勢で一人では辿り着けないところに到達することができたと思います。
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・ワークショップの様子