飯沢耕太郎ワークショップ「写真を愉しむための7つの講義」−写真家たちは何をしてきたのか?−
・概要
2024年度の飯沢耕太郎氏によるワークショップは自身へのインプットを主とした内容になっています。
過去の写真家や作品を知ることは、今後の作品制作をする過程においてとても大切なことです。
写真の歴史を当時のエピソードなども交えて学んでいきましょう。
・講師挨拶
近年は、SNS、生成AIなどが話題を集めるなかで、昨今の写真をめぐる状況はかなり混沌としたものになりつつあります。
写真で何か新たな表現をと考えている方たちも、いま何をすべきか、どのように進んでいくべきなのか、迷っているのではないかと思います。
そこで、逆に、これまで写真家たちがどんなふうに作品をつくってきたのかを、あらためてふりかえることも大事になってくるのかもしれません。
本ワークショップでは、そんな方たちの羅針盤となるようなレクチャーとレビューのプログラムを立てました。
次のステップに進むための指針を、解説を加えつつ、多くの写真作品や写真集、映像などを見ることで一緒に考えていきましょう。
さらに、毎回受講者のなかから1~2名の方にポートフォリオを提出していただき、その講評をしていきたいと考えています。
飯沢耕太郎(写真評論家)
・初回の持ち物
・筆記用具
・スケジュール
全7回
第1回 | 2024/12/7(土) 15:00〜17:00 | ・テーマ:植田正治など ・作品講評2名程度 |
第2回 | 2024/1/11(土) 15:00〜17:00 | ・テーマ:森村泰昌など ・作品講評2名程度 |
第3回 | 2025/2/15(土) 15:00〜17:00 | ・テーマ:川内倫子など ・作品講評2名程度 |
第4回 | 2025/3/8(土)15:00〜17:00 | ・テーマ:佐内正史など ・作品講評2名程度 |
第5回 | 2025/4/12(土)15:00〜17:00 | ・テーマ:牛腸茂雄など ・作品講評2名程度 |
第6回 | 2025/5/10(土) 15:00〜17:00 | ・テーマ:森山大道など ・作品講評2名程度 |
第7回 | 2025/6/21(土)15:00〜17:00 | ・テーマ:ヴォルフガング・ティルマンスなど ・作品講評2名程度 |
※講師のスケジュールにより、開催日程が変更になる場合がございます。予めご了承願います。
・受講料
全7回 一般:53,900円 (税込)
30歳以下:26,950円(税込)
※受講料は銀行振込一括払いでのお支払いとなります。2回分割払いをご希望の方は別途ご相談ください。
・開催場所
・募集人数
10名程度
・講師
写真評論家。1954年、宮城県生まれ。1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。
1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。
『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996、サントリー学芸賞受賞)、『写真的思考』(河出書房新社、2009年)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社、2017)、『写真集の本』([共著]カンゼン、2021)など著書多数。
執筆活動のほか、写真展覧会の審査、企画等も手がける。