思いが伝わる組写真の基本
・概要
撮った写真をだれかに見せても「いいね」「すごいね」「きれいだね」で終わるのはつまらない。写真でもっと思いを伝える方法を知りたい。そんな人におすすめなのが、組写真で作品を見せることです。
効果的な写真の組み方がわかれば、あなたの思いは人に伝わりやすくなります。アルバムやポートフォリオを作ったり、フォトコンテストに組写真で応募したり。発展させれば、写真集や写真展として作品を発表することにもつながります。
どうして、組写真を作る必要があるのでしょうか。それはあなたが「どうして写真を撮っているのか」に関係があります。
過ぎ去る今を記録に残したい、自分の思いを表現したい、写真の形で伝えたいことがある……。目的は人それぞれですが、写真を撮ったからには、自己満足に終わることなく誰かにそれを届けたいという願いがあるはずです。
一枚だけでは伝えきれない思いも、複数の写真を編集して並べることでより多くの人に、より遠くまで届けることができます。
組写真の魅力にハマると、自分の作品の魅力や足らない部分も見えてきて、きっとさらに撮影自体が楽しくなるはずです。そして自分が「写真を通して本当に伝えたいこと」が明確になってきます。
この講座では、雑誌のグラビアページや写真集、写真展を長年担当してきた編集者が、「思いが伝わる組写真」の作り方を公開します。
前半では、一緒に写真集を作ってきた写真家 中西敏貴さんとのディスカッションを通して「どんな思いで撮影しているのか」「何を伝えたいのか」を深掘りし、本としてのながれを作り、形にする手法を解説しながら、組写真の作り方の基本についてお伝えします。
後半では、実際にご自身が持参した写真から組写真を作ります。「写真で伝えたいこと」を再認識し、「思いが伝わる組写真」を作る方法を実践的に学んでいただけます。
ぜひご参加ください。
・スケジュール
2019/12/1(日) 15:00~18:00
・受講料
7,000円(税別)
・開催場所
・募集人数
10名
・持ち物
ご自身が撮影された作品(サイズ:キャビネ以上、枚数:類似カット除き50枚程度)
・講師
「写真で伝える、届ける」のお手伝いをしているフリー編集者。 株式会社風景写真出版で雑誌「風景写真」のグラビアページや写真集、写真展を長年担当。ネイチャー写真誌「ライフスケープ」編集長を務めた後、2019年に独立。中西敏貴「FARMLANDSCAPE」、福田健太郎「泉の森」、山形豪「From The Land of Good Hope」、疋田千里「ohashi_to」など、これまで携わった写真集は約100冊。
・ゲスト
1971年生まれ。
在学中から北海道へと通い続け、2012年に撮影拠点である美瑛町へ移住し写真作家としての活動を開始。そこに住まう者としての視点を重視しつつ、農、光、造形を主なテーマとして作品制作を続ける。
URL : www.toshikinakanishi.com
日本風景写真家協会会員、日本風景写真協会指導会員、Mind Shift GEARアンバサダー、Haglöfsフレンズ、NPO法人ノースファインダー会員
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